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沖データ、超音波による手書き入力装置を開発

9月中旬OEM出荷開始

連絡先:
経営戦略室
Tel.03-5445-6118


 株式会社沖データは、超音波の空中伝播を利用した手書き入力装置「SONICPAD」を開発、9月中旬からOEM出荷を開始する。製品としての価格は2万円程度の見込み。インターフェイスはUSBとRS-232Cで、OSはWindows 95/98/NT 4.0/2000に対応する。

 SONICPADは、ペンとセンサ本体で構成され、タブレットを必要としないのが特徴。ペンから発振された40Hzの超音波をセンサ本体で受信し、伝播時間から距離を算出してペンの位置を検出する。分解能は5本/mm。ペン先を紙などに押し当てる事でスイッチが入るほか、ペン上にボタンも備え、付属のソフトによるマウスエミュレーション機能も持つ。ペン先はプラスチック替芯のほか市販のボールペン替芯も使用できる。認識可能なエリアは最大A3サイズまで。本体サイズはセンサ本体が280×30×27mm(幅×奥行き×高さ)、重さ100g。

 超音波による位置情報を確定する技術はイスラエルのPegasus Technologiesと共同で開発したという。

□沖データのホームページ
(7月29日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.okidata.co.jp/

(2000年7月28日)

[Reported by taira@impress.co.jp]

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