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日立、国際規格に準拠したビジネスアプリ開発環境「COBOL2002」

12月11日 発表

 株式会社日立製作所 情報・通信グループは、11月に制定されたCOBOLの第4次国際規格に、世界で初めて対応したビジネスアプリケーション開発環境「COBOL2002」シリーズを12月16日より販売開始する。

 「COBOL2002」シリーズの出荷時期は2003年4月末。価格は、コンパイラを含む開発環境「COBOL2002 Net Developer」が40万円、アプリケーション実行時のサーバー用ライブラリ「Server Runtime」が35万円、同クライアント実行用ライブラリ「Client Runtime」が4万円となる。

 COBOLの第4次国際規格は、'85年に制定された第3次国際規格の仕様を包括し、互換性を維持したままオブジェクト指向などの新技術を盛り込んだ新規格。

 「COBOL2002」シリーズは、JAVA、XML、SOAPとの連携機能が強化され、Webシステムの開発効率を向上したという。

 同社では、蓄積されたCOBOL資産やCOBOL適用システム、システム開発者のノウハウを活かしながら、新規格に基づく機能を、既存の業務システムなどに組み込めるとしている。

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/1211/
□COBOL2002のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/cobol/

(2002年12月11日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]


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