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ジャストシステム、「一太郎13」と「花子13」を2月7日発売
2003年2月7日 発売 標準価格：一太郎13：20,000円 連絡先：インフォメーションセンター 株式会社ジャストシステムは、日本語ワープロソフト「一太郎13」とグラフィックソフト「花子13」を2003年2月7日より発売する。 価格は一太郎13が20,000円、花子13が9,800円。一太郎13は10万本限定で9,800円のキャンペーン版も発売されるほか、それぞれバージョンアップ版、キャンパスキットが8,000円で発売される。また、一太郎13と花子13がセットになったスペシャルパックが25,000円で発売される。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0(SP6a)/2000(SP2)/XP。 また、一太郎13と連携可能な翻訳支援ソフト「一発!翻訳マスター」、OCRソフト「一発! OCR Pro for 一太郎」、PDF作成ソフト「Justsystem PDF Creator」も同日より発売される。 ■ワープロとしての本質を追究した一太郎13
一太郎13は、日々使うワープロとして、本質的な機能性を追求し、日常の面倒な作業を確実かつ快適に行なえることを目指したといい、使い勝手の面で様々な改良や機能追加がなされた。IMEは先頃発表された「ATOK16」が搭載される。 1つ目の新機能は「一太郎メイク」と呼ばれるカスタマイズ機能。一太郎メイクボタンを押すと、標準/シンプル/一太郎Lite/プロフェッショナル/縦組みなど、標準で用意されたレイアウトに切り替えたり、好みのレイアウトをカスタマイズできる。 カスタマイズはレイアウトだけでなく、文字の大きさなども設定できるほか、ユーザーごとに異なるものを作成できる。カスタマイズした環境のショートカットをデスクトップに作成する機能もあり、ユーザーや用途に応じて、異なった環境の一太郎を起動できる。 また、一太郎13は複数同時起動が可能になっており、異なる環境の一太郎を一度に起動することも可能となっている。 標準で用意されたレイアウトの中でもっともユニークなのは「プロフェッショナル」と呼ばれるモード。プロフェッショナルは、文字通り入力作業のプロフェッショナル向けに用意されたモード。両手をキーボードのホームポジションにおいたままで、入力だけでなく、文字の大きさやフォント設定の変更、罫線の入力/編集など、あらゆる作業がマウスを使わずに、簡単なキー操作のみでできるようになっている。
「参考文書」は、すでにある文書やひな形を利用して文書を作成する際に便利な機能。これは、文書を作成する際に、他の文書ファイルを参考用に呼び出す機能。参考文書は編集不可能な状態で呼び出されるため、誤って編集されないようになっている。 親文書と参考文書のナレッジウィンドウには互いの文書へのリンクが表示され、ワンクリックで移動が可能。参考文書側でコピー機能を実行すると、自動的に親文書に画面が切り替わる工夫がされており、ユーザーが画面切り替えしなくても、即座に貼り付けできるようになっている。 参考にした文書の情報は親文書のファイル中に保存されるため、文書を開くたびに自動的に表示されるが、他のユーザーが同じ文書を開いても、参考文書は表示されないようになっている。
ナレッジウィンドウには、このほかにも、コピーやフォント/飾りの履歴表示機能や文書中の見出しへのジャンプ機能などが追加されている。 そのほか、Ctrlキーを押し続けるとショートカットキーの一覧が表示されたり、F12キーで直前の編集位置にジャンプするといった、操作性を向上させる機能や、商品名/氏名/金額などを抽出して表示する「ビジネス単語一覧」の抽出機能などが追加されている。
■グループ機能が強化された花子13
花子13の1つ目の特徴はグループ機能の強化。本バージョンのグループ機能は階層構造を持つことが可能。例えば、4つの図形に対して、そのうちまず2つをグループ化し、その後4つ全てをグループ化した際、図形をクリックするたびに、単体、2つのグループ、4つのグループへと切り替えできる。 階層構造が維持されるため、2つのグループに対して編集を行なっても、グループの解除/再構成を行なわずに、また4つ全てをグループとして扱える。 また、文字を図形の属性として扱えるようになり、図形を拡大すると、文字もそれに併せて自動的に拡大されるようになった。 保存形式としてSVGに対応し、ベクトルデータのままブラウザ上で表示ができるようになった。SVGはXMLで記述されているため、花子上で図形に固有情報を埋め込むことで、タグ情報をもった画像データとして出力できる。
□ジャストシステムのホームページ (2002年11月14日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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