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Intel、2MBの3次キャッシュを統合したXeon MP 2GHz版
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11月4日(現地時間) 発表
米Intelは4日(現地時間)、Xeon MPに3モデルを追加した。
最上位の2GHz版は2MBの3次キャッシュをコアに統合し、1,000個ロット時のOEM単価は3,692ドル。1.90GHz版と1.50GHz版は、1MBの3次キャッシュをコアに統合し、それぞれ1,980ドルと1,177ドル。
Xeon MPは中規模以上のサーバー向けプロセッサで、NetBurstアーキテクチャ、SSE2などに加え、3次キャッシュのコアへの統合とHyper-Threading technologyに対応しているのが特徴。今回の製品からプロセスが0.18μmから0.13μmへと変更された。パッケージは603ピンのmPGAで変更されていない。
従来のXeon MPの最上位モデルは1MBキャッシュ統合の1.60GHz版だった。また、1.60GHz版の単価は3,692ドルだったため、1MBキャッシュ統合製品は大幅に値下げされたことになる。
5日付けでインテル株式会社からも発表された。国内のOEM単価は、2GHzが458,800円、1,90GHzが246,060円、1.50GHzが146,260円。
□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20021104comp.htm
□ニュースリリース(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/021105.htm
□製品情報(英文)
http://www.intel.com/products/server/processors/server/xeon_mp/index.htm
□関連記事
【3月13日】Intelが製造プロセスルール0.09μmのSRAMチップの試作に成功
~Pentium 4 4.1GHzのデモやXeon MPも発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0313/cebit02.htm
(2002年11月5日)
[Reported by date@impress.co.jp]
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