11月1日 発売

標準価格：79,800円

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　ブラザー工業株式会社は、3種類のフラッシュメディアスロットを搭載したデジタル複合機「MFC-5200J」を11月1日より発売する。価格は79,800円。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、およびMac OS 8.6～9.2(OSによって一部機能に制限あり)。

　カラーファックス/カラープリンタ/カラーコピー/カラースキャナ/フォトメディアキャプチャー/PCファックス機能を兼ね備えたデジタル複合機。インターフェイスはパラレルとUSB 1.1。別売のネットワークアダプタ(価格38,000円)によりEthernetにも対応する。

Type2 CF/メモリースティック/スマートメディアの3つのスロットを搭載。CFアダプタを利用すればSDメモリーカードなども利用可能

　Type2 CF/メモリースティック/スマートメディアの3つのメディアスロットを搭載し、メディアに記録された画像をPCなしでダイレクトに印刷できる。インデックス印刷も可能。対応画像形式はJPEG。

　また、画像スキャン時にデータをフラッシュメディアに保存することができる。記録形式はモノクロ時がTIFFで、カラー時がPDFかJPEG。自動給紙装置(ADF)を搭載しているので、大量の資料をスキャンし、それをそのまま1つのPDFファイルとして保存するといった利用が可能。また、本機が接続されたPCを介さずにスキャンできるメリットもある。

　USBマスストレージクラスに対応しているため、PC接続時はリムーバブルメディアとしても利用できる。ネットワークアダプタ装着時は、ブラウザ経由で複数のマシンからファイルにアクセスできる(ダウンロードのみ)。

　スキャナ部の仕様は、光学解像度600×2,400dpi。ソフトウェア補間により最大9,600dpi相当の読み取りも可能。ADFはA4最大30枚まで対応する。

　印刷速度はA4カラー16ppm/モノクロ20ppmで、最大印刷解像度2,400×1,200dpi。印刷方式はインクジェットで、ブラック/シアン/マゼンタ/イエローの4色独立カートリッジを採用。パラレルとUSBに異なるPCを接続して自動的に切り替えて利用することが可能。

　コピー速度はカラーが12ppm、モノクロが15ppm。最大解像度は1,200×1,200dpi。25%～400%の縮小/拡大に対応する。

　ファックス機能は33.6kbpsのSuperG3に対応。モノクロのみとなるがPCでのファックス送受信も可能(Macintoshは非対応)。

　本体サイズは492×466×378mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13kg。OCRソフト、ファイリングソフト、オリジナルTrueTypeフォント9書体などが添付される。

本機のみでフラッシュメモリ内の全画像のインデックスを印刷して、希望する画像を印刷することができる	PCファックスソフトのスクリーンショット。受信データはPCではなく本機に保存される

□ブラザーのホームページ
http://www.brother.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.brother.co.jp/jp/news/frameset/mfc8500j.html
□製品情報
http://www.brother.co.jp/jp/mfc/info/mfc5200j/mfc5200j_ove.html

(2002年11月1日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]