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IBM、1.8GHzのPowerPCを2003年に出荷10月14日(現地時間) 発表 米IBMは14日(現地時間)、動作クロック1.8GHzの「PowerPC 970」を2003年に出荷すると発表した。 同社のサーバー用RISCプロセッサ「POWER4」をベースにしたハイエンドのCPUで、64bitアドレスが可能。プロセスルールは0.13μm、5,200万個のトランジスタを集積する。銅配線、シリコン・オン・インシュレーター(SOI)などの技術も投入される。 プロセッサとメモリ間は900MHzのバスで結ばれ、最大6.4GB/secの転送が可能とされている。また、マルチメディア向けのSIMD命令が実装され、SMPによるマルチプロセッサ動作もサポートされる。 リリースでは、「新しい64bitのPowerPC 970により、ハイ・エンド・サーバーの処理能力がデスクトップPCやロー・エンド・サーバー、またパーベイシブ機器で実現可能になる」と述べている。今回の発表については、米国で開催中の「Microprocessor Forum」で技術論文が公表された。 □IBMのホームページ(英文) (2002年10月15日) [Reported by date@impress.co.jp]
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