三菱、DVD-RAM/-R/-RW/+R/+RW 8倍速書き込み対応のレーザー

9月17日 発表

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 三菱電機株式会社は17日、世界最高となる140mW光出力を実現した赤色半導体レーザーを開発、12月よりサンプル出荷、2003年6月より量産出荷を開始すると発表した。

 このレーザーは、DVD-RAM/-R/-RW/+R/+RW、と現状のあらゆる書き込み型DVDメディアに対し、8倍速以上での書き込みを行なうのに必要な性能を満たしたもの。8倍速では、DVD 1枚(4.7GB)を約7分で書き込みできる。

 高出力化に伴うレーザー自体の劣化防止技術や、温度上昇により顕著となる光の折れ曲がり現象を解消することで高出力化を実現。また、動作温度を75度まで引き上げることにより、高密度実装を可能とし、低消費電力化を図った。

 同社では、今後160~200mWに向けた高出力化開発に取り組み、さらなる高速化を目指す。

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2002/0917.htm
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(2002年9月18日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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