パイオニア、DVR-A04-Jなどで高速記録対応DVD-R/RW再生時に不具合
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DVR-A04-J |
9月17日発表
パイオニア株式会社は、同社製のDVD-R/RWドライブで今後発売が予定されている高速記録対応メディアを再生した場合、機器の故障などが発生する可能性があることを発表した。
対象となるドライブは「DVR-A04-J」、「DVR-A03-J」、「DVR-S303」の3機種。該当機種で4倍速記録に対応したDVD-Rメディアおよび、2倍速記録に対応したDVD-RWメディアを再生した場合、機器が故障するとともにメディアが破損する可能性があるという。同社では修正版ファームウェアを公開するとともに、ユーザーへ注意を呼びかけている。
なお、該当ドライブを採用するソニーのバイオシリーズや、シャープのDVDビデオレコーダー「DV-SR100」などでも同様の問題が発生するため、両社とも同日よりユーザーへ警告を発するとともに、ファームウェアの無償アップデートなどで対応している。また、今後他社からも同様の情報が公開されるものと見られる。
DVD-R/RWの高速記録対応ディスクは、本年8月にDVDフォーラムによって制定された新規格。対応ドライブ/メディアは現時点では販売されておらず、あらかじめ修正ファームウェアを公開することで、未然にトラブルを防ぐものとみられる。
・パイオニア相談窓口(18日より開始)
・VAIOカスタマーリンクDVDドライブ対応窓口
Tel.0120-80-1175
・シャープお客様相談センター
Tel.0120-07-8178
□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□案内ページ
http://www.pioneer.co.jp/oshirase/writer/
□ソニーのホームページ
http://www.sony.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200209/02-0917/
□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020917.html
(2002年9月17日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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