キヤノン、1,200dpi/USB 2.0対応の薄型A4スキャナなど

CanoScan LiDE 50
9月上旬より順次発売

標準価格:「CanoScan LiDE 50」20,800円
     「CanoScan LiDE 30」16,800円
     「CanoScan LiDE 20」14,800円

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 キヤノン株式会社は、薄型A4スキャナシリーズを、新ブランド名「LiDE」(ライド)シリーズとして一新し、9月上旬より3モデルを順次発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 9およびMac OS X 10.1以降。

 3モデルともに、同社独自の「LIDE(LED Indirect Exposure:LED間接露光読み取り方式)」採用のCIS(Contact Image Sensor)を搭載した薄型フラットベッドスキャナ。インターフェイスにUSBを備え、バスパワーで動作するためACアダプタを必要としない。カバー部を最大32mmまで持ち上げることが可能な「Z-Lid(ズィー・リッド)機構」を採用し、厚手の原稿をしっかりと固定できるという。

 最上位モデル「CanoScan LiDE 50」は、10月上旬より発売される。価格は20,800円。光学読み取り解像度は1,200×2,400dpiで、RGB各色16bit入出力に対応する。読み取り速度はカラーが6.4msec/line、モノクロが3.1msec/line(A4/600dpi時)。インターフェイスはUSB 2.0を備える。本体サイズは258×374×38mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.8kg。

 下位2モデルはともに9月上旬より発売される。価格は、光学解像度1,200×2,400dpiの「CanoScan LiDE 30」が16,800円、600×1,200dpiの「CanoScan LiDE 20」が14,800円。2モデルともにRGB各色16bit入力/8bit出力に対応する。読み取り速度も共通で、カラー16msec/line、モノクロ5.3msec/line(A4/600dpi時)となる。インターフェイスはUSB 1.1を備える。本体サイズは256×383×34mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。

CanoScan LiDE 30 CanoScan LiDE 20

 3モデルとも本体前面に「EZ(イージー)ボタン」と呼ばれるワンタッチボタンを備える。従来モデルと同じ「スキャン」、「コピー」、「Eメール添付」のほか、最上位モデルのLiDE 50は、アプリケーションと連動してドキュメントの管理や全文検索が行なえる「ファイル」ボタンを装備する。

 ソフトウェアは、画像編集ソフト「PhotoStudio」やフォトレタッチソフト「PhotoBase」、OCRソフト「e.Typistエントリー」などが付属する。またLiDE 50には、画像編集ソフト「Photoshop Elements」やファイル管理/検索ソフト「やさしくファイリングエントリー」(Windows版のみ)も同梱される。

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2002-09/pr_cslide.html
□関連記事
【2001年10月31日】キヤノン、1,200dpi対応のUSB 2.0搭載スキャナ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011031/canon.htm
【2001年9月3日】キヤノン、1,200dpi対応の薄型A4フラットベッドスキャナなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010903/canon.htm

(2002年9月2日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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