IBM、新認識エンジンを搭載した「ViaVoice V10」
9月6日発売 標準価格 連絡先:ダイヤルIBM 日本アイ・ビー・エム株式会社は、新認識エンジンを採用した音声認識ソフト「ViaVoice for Windows Version 10 日本語版(ViaVoice V10)」を9月6日より発売する。Standard/Pro/Premiumの3モデルが用意され、価格はStandardが7,800円、Proが18,000円、Premiumが22,800円。 StandardはWordなどのアプリケーション上で音声入力が可能。Proは音声による文章入力のほか、音声での操作も可能となっている。PremiumはProにUSBヘッドセットマイクを同梱したモデル。 従来モデルから音声認識エンジンを一新し、話し言葉の認識効率が向上。くだけた表現でも認識できるようになったという。また、「え~」や「あ~」と言った間投詞を自動的に削除する「プレゼンテーション・トピック」が追加された。 ノイズ対策も強化され、オプションの「音声入力環境スライドバー」を使って、音声入力環境(静か~騒がしい)や認識精度(おおまか~厳密)が設定でき、入力する環境に適した認識率を選択可能となった。音声合成エンジンも一新され、入力した文章を音声合成で読み上げる際の音声が人間の発声に近くなり、男性と女性の声が切り替えられるようになった。また、基本語彙も10万語から12万語に強化されている。 Pro/Premiumでは、WAV形式のファイル読み込みに対応し、ICレコーダなどで録音した音声ファイルをWAVに変換することで、録音した講演などの内容を容易にテキスト化できるようになった。 Proにはバージョンアップ版も用意され、5,600円で9月27日より発売される。また、ViaVoice with ATOK15用 V10バージョンアップも10月11日より3,000円で発売される。
□日本IBMのホームページ (2002年8月27日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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