NEC、ノートPCで本体温度が異常に高くなる不具合
7月22日発表 連絡先:ノートPC BIOSアップデート相談センター NECは22日、ノートPCの一部機種において、Windows終了時にまれにWindowsが正常終了せず、本体温度が上昇する不具合があると発表した。 不具合は、Windowsの終了/スタンバイ/再起動/休止状態などの際に、ごくまれにWindowsが正常に終了せず、CPUが動作したままファンが停止した状態になり、その状態で液晶部を閉じるとCPUの温度が異常に高くなるというもの。対象となるのは、'99年10月以降発売のノートPC「LaVie」や「VersaPro」の一部の機種で、同社ホームページで確認できる。 不具合はユーザーからの報告で確認されたという。今までに74件の事例が報告されており、最高で80~90度の発熱を伴い、キーボードの変形などの事例が確認されているという。なお、この問題による発火などは報告されておらず、その心配もないという。 同社では、不具合は、まれにWindowsが終了しない際に発生するもので、長時間利用しない際には、Windowsの終了を行ない、終了を確認してから液晶を閉じるよう呼びかけている。正常に終了していれば問題は発生しないという。また、温度制御を強化した修正BIOSも22日より公開しており、BIOSのアップデートを行なうよう告知している。 □NECのホームページ (2002年7月24日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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