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Macworld Conference & Expo/New York 2002：会場レポート
ATIがMacworldでもRADEON9000/9700を出展
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会期：7月17日～19日(現地時間)
会場：Jacob K. Javits Convention Center,New York
Macworld Conference & Expo/New York 2002への出展者は190以上を数えるが、その大半は小規模ブースでの出展だ。Macworldの展示会場はJavits Convention Centerの2つの展示ホールを使っているが、南側ホールにApple ComputerやMicrosoftなどの大手ブースと中規模ブースが集められ、北側ホールには小規模ブースやユーザーグループが集められている。ここではそんな中小規模ブースの模様をお届けする。
●ATIブースにRADEON 9000/9700が
北側ホールは小規模ブース中心とはいえ、その中には大手ベンダーがいくつか含まれている。その1つがATI Technologiesで、サンフランシスコで発表されたばかりのRADEON 9000/9700がここでも展示されていた。
RADEON 9000はMacintosh向けパッケージ「RADEON 9000 PRO MAC EDITION」として、Macintoshで動作しているものを出展。ビデオメモリはDDR 64MB。ADCを2つ装備し、デュアルディスプレイに対応している。
RADEON 9700はWindows XPで動作しているものをデモ。Macintoshへも対応する予定だが、具体的なスケジュールは未定とのことだ。
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| ATIブース。8500など既存のRADEONシリーズも注目を集めていた | デュアルディスプレイをデモするRADEON 9000 PRO MAC EDITION | こちらはWindowsで動作していたRADEON 9700 |
●公式には非対応のUSB 2.0製品が多数
18日にお伝えしたSONNETのほか、Macallyなど数社の周辺機器ベンダーからUSB 2.0に対応するためのインターフェイス類が出展されている。Apple Computerは対応を表明していないUSB 2.0だが、USB 2.0機器に対するユーザーの期待は大きいようで、USB 2.0対応ドライブなども多数出展されている。
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| MacallyのUSB 2.0とFireWireを備えたPCIカード。外部に2ポートずつ、内部にUSB 2.0×2、FireWire×1と非常に意欲的なスペックだが、展示されていたのは動作していないサンプル。価格は99ドル | IOGEARのUSB 2.0対応PCIカードとPCカード。PCカードのUSB 2.0インターフェイスを出展していたのはIOGEARだけ | SmartDiskの外付けドライブ。上からHDD、FDD、CD-RW。HDDはUSB 2.0とFireWireに対応 |
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| iomegaのUSB 2.0対応薄型外付けHDD。4,200rpmの2.5インチHDDを内蔵する。20GBモデルと30GBモデルがある。このほか、7,200rpmで最大120GBの3.5インチHDD内蔵モデルもあるが、本体サイズは大きくなる | CompuCableのUSB 2.0対応外付けリムーバブルドライブ「X-MeM」。下部はクレードル、上部は2.5インチHDDを内蔵したリムーバブルディスク | |
●Xserve関連製品が並ぶ
ラックマウントサーバー「Xserve」に関連したラックマウント製品もいくつか出展されている。
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| iomegaの1U NAS「P400」シリーズ。CPUにIntelのCeleron 900MHzやPentium III 1GHzを搭載、OSはUNIXまたはWindows 2000。RAID 0/1/5とホットスワップに対応する。容量は160、320、480GBが用意される | Grande Vitesse Systemsの1U SAN/NAS「GVS9000」。このほか、1UラックマウントのPower Mac G4ベースのワークステーションなどもリリースしている |
●このほかの気になる製品とブース
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| EL Ggato SoftwareのUSB 1.1対応HDDビデオレコーディングユニット「Eye TV」。iEPGに対応する | Eskape LabsのポータブルUSB 1.1対応HDDビデオレコーディングユニット「My TV 2 GO」。FMチューナー付きモデルもある | |
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| 基調講演で紹介されたWindowsからMacへの移行ソフト「Move2Mac」。Webブラウザのお気に入りやメールデータはもちろん、メールアカウントの設定なども引き継げる。PC側はUSBまたはパラレルに接続、Mac側はUSBに接続する | ||
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| Photo ControlのiPodDock(左)とiPodCradle。DockはFireWireポートや音声出力を備えるクレードル。Cradelは単にｉPodを立てておくためのもの | MCEのQuickStream DVは一見ただのFireWire接続の外付けポータブルHDDだが、DVカメラに直接接続して、単体でQuickTimeにしてキャプチャできる機能を持つ。もちろんMacintoshに接続すればドライブとしてマウントされる | 会場に野戦テントを建てたのはゲームベンダーのMacPlay。「SOLDIER OF FORTUNE II」のプロモーションのためでした |
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| ありがちな外付けドライブのベンダーだが、社名が「IKEBANA STORAGE & MULTIMEDIA」 | BELKINのゲームコントローラ「Nostromo n50 SpeedPad」。10個のキーと十字キー、ホイールの動作をカスタマイズできる | |
●落ち着いた雰囲気のユーザーグループ
Macworldの常としてユーザーグループのイベントが開催されたり、ブースが開設されている。が、ブースの中にいる人の年齢層が高く、普段の活動報告を中心とした構成で、日本よりも地味というか、落ち着いた印象となっている。
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| Long Islandのユーザーグループブース | プリンストン大学のユーザーグループ。全員がスクールカラーのオレンジのシャツを着ている。この方もどうやら(勝手に)メンバーに組み込まれている様子 | ユーザーグループによる会場ツアー |
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| おちついた印象、と書いたそばからやっぱりこういう人が登場。頭部はSE/30の筐体を流用。豹柄の尻尾で今回最大のトピックスをアピール | ||
□Macworld Conferences & Expoのホームページ(英文)
http://www.macworldexpo.com/
(2002年7月19日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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