Microsoft、2002年度通期決算は78億ドルの黒字 ~前年度比で増収増益を達成
7月18日(現地時間)発表
米Microsoftは18日(現地時間)、2002年度第4四半期および通期の決算を発表した。通期の売上高は283億7千万ドル(前年度253億ドル)、純利益は78億3千万ドル(同73億5千万ドル)と前年比で増収増益を達成した。1株あたりの利益は1.41ドル。
IT業界の不振が続く中、好結果を収めた要因についてCFO(Chief Financial Officer)のJohn Connors氏は、Windows XPとデスクトップアプリケーションの好調な売上が起因したと分析している。
通年でのデスクトップアプリケーションの売上高は189億ドル(前年比7%増)。クライアントOSの売上は16%増加し、中でもProfessionalバージョンの売上が伸びたという。
エンタープライズ向けソフトおよびサービスの売上高は51億1千万ドルで、前年度より6%増加した。Windowsサーバーファミリーの売上は10%増加した。
同社では来年度見通しとして、総売上高314億ドル~320億ドル、営業利益133億ドル~136億ドルを見込んでいる。
□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2002/Jul02/07-18Q02-4EarningsPR.asp
□ニュースリリース(日本語訳)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/nl071902.asp
□関連記事
【2001年7月23日】Microsoft、2001年度決算は前年同期比10%増
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010723/ms.htm
(2002年7月19日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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