松下電器産業株式会社と松下電池工業株式会社は、SDメモリーカードをType1 CFに変換するメディアアダプタ「BN-CSDABP3」を8月6日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,000円前後の見込み。

　厚さ3.3mmのType1 CFに準拠したSDメモリカード/CF変換アダプタ。対応メディアはSDメモリーカード(8～512MB)およびMMC(4～128MB)。別売りのPCカードアダプタと併用することで、PCカードとしても利用できる。

　新開発のインターフェイス変換用LSIを、同社の高密度実装技術でアダプタ内部の約15%のスペースに実装し、Type1 CFサイズを実現した。Type1 CFサイズは業界初だという。

　同社では、「Type1 CFサイズなため、CFスロット搭載のデジタルカメラなどでも利用可能」としている。また、「256/512MBメディア使用時は最大転送速度が約3.3MB/secに達するため、高速転送が必要とされるプロ向けのデジタルカメラなどでも利用可能」としている。なお、動作確認がとれたデジタルカメラについては、同社ホームページでリストを順次公開していくという。

SDメモリーカード(右)との比較	CF(左)との比較。サイズが同じため、基本的にCF対応機器であればなんでも使用できる	パッケージ
メディアをセットした状態。完全に収納される	別売りのPCカードアダプタ「BN-CFADPP3」に装着してみた状態。PCカード専用カードリーダなどでも利用可能に

(2002年7月11日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]