日本IBM、146GB 10,000rpm 3.5インチHDD
~ディスクアレイ向け振動制御機構を内蔵

出荷開始済み

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 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は11日、Ultra320 SCSIおよび2Gbitファイバーチャネル対応の146GB 3.5インチHDD「Ultrastar 146Z10」の出荷を開始したと発表した。

 インターフェイスにUltra320 SCSIおよび2Gbitファイバーチャネルを採用した3.5インチHDD。10,000rpmのHDDとしては最大の146GBの容量を持つ。なお、ラインナップとして73/36/18GBのものも用意される。

 RVS(Revolutional Vibration Safeguard)と呼ばれる回転振動センサーを内蔵し、複数のドライブが同時に動作した際の振動を自動補正する。これによりディスクアレイで発生する回転振動の悪化によるパフォーマンスの低下を防げるとしている。

 内部転送速度は433~825Mbps、実効転送速度は33.8~66.7MB/Secで、前世代のHDDと比較して実効転送速度が15%以上、WinBench測定値が約10%向上したという。

 最大面密度は26.3Gbit/平方インチ。バッファ容量は8MB。平均レイテンシーは3ms、平均シーク時間は4.7ms。騒音レベルはアイドル時37dB、動作時45dB。消費電力はアイドル時10.2W、最大16W。

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.com/jp/
□ニュースリリース
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2002/07111
□製品情報(PDF)
http://www-6.ibm.com/jp/oemj/storage/product/35hdd93/images/35scsi200207.pdf

(2002年7月11日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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