Intel、“McKinley”ことItanium 2の出荷を開始
7月8日(現地時間)発表 米Intelは8日(現地時間)、“McKinley”のコードネームで呼ばれていたサーバー向けプロセッサ「Itanium 2」の出荷を開始したと発表した。 「Itanium 2」はIA-64アーキテクチャを採用した「Itanium」の後継となるプロセッサ。Itaniumと比較して、実行ユニットが4から6へ増加、システムバスが266MHzから400MHzに高速化、さらにL3キャッシュがオンダイ化されるなどの改良が施されている。
コアクロックは1GHzと900MHz、L3キャッシュは3MBと1.5MBが用意され、価格は1,338ドル~4,226ドルとされている。 チップセットはIntel E8870が用意されるが、出荷はこの秋の予定。E8870では、2~16個のマルチプロセッサがサポートされる予定。また、NECは独自の32Wayサーバーを展示した実績があり、上位サーバーについては汎用機などの実績のあるサードパーティの動向も注目される。 対応OSは、共同開発のパートナーであるHPのHP-UXのほか、64bit版Windows XP、Windows Advanced Server,Limited Edition、Linuxなどが挙げられている。 7月9日付けでインテル株式会社からも発表された。1,000個ロット時の単価は、Itanium 2 1GHz(L3キャッシュ 3MB)が525,080円、Itanium 2 1GHz(L3キャッシュ 1.5MB)が279,190円、Itanium 2 900MHz(L3キャッシュ 1.5MB)が166,250円。
□Intelのホームページ(英文) (2002年7月9日) [Reported by date@impress.co.jp] | I |
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