世界市場で10億台目のPCは2002年4月に出荷 ~ガートナー発表
7月1日(現地時間)発表
米ガートナー データクエストは1日(現地時間)、2002年4月に10億台目のPCが出荷されたとの調査結果を発表した。同社によれば、10億台までに約25年の歳月を費やしたが、20億台目の出荷は6年後の2008年に達成されると予測している。
同社では、20億台達成までの今後6年間で、産業内の合併、統合が続くと予測し、「パソコン産業はデルによる圧力とも言うべき挑戦を受けている。HPとコンパックの合併により、デルと共に産業を作り変えるに足る広大な単一ベンダー企業が誕生し、産業における状況は変化するだろう」と新HPが躍進するとの見解を示している。
また、今後、システム価格がより低下すると予測し、「中国、中米、東欧などの発展市場に取り組み、好機を捕らえるために、パソコン製造業者はコスト低減の難問に直面している。コストを下げることは今後6年間パソコン産業にとって最大の目標となるだろう」と分析している。
□Gartnerのホームページ(英文)
http://www.gartner.com/
□ニュースリリース(和文)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20020702.html
(2002年7月2日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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