マイクロソフト、ニューメディア&デジタルデバイス本部を新設
~Tablet PCやMira、Windows Mediaなどを積極展開

7月1日設立


 マイクロソフト株式会社は、「ニューメディア&デジタルデバイス本部」を7月1日より新設し、Tablet PCやWindows Mediaの普及やサービスの拡大を進めていくと発表した。

 ニューメディア&デジタルデバイス本部は、「時や場所、機器を問わず、優れたソフトウェアで人々の可能性を広げる」をテーマに、.NETやWindowsベースの次世代デバイス、インターネット関連サービスなどの拡大を目指し設立された。デジタル/ネットワーク家電、モバイル機器、ITSなどの機器メーカーやストリーミング配信業者、ネットワークプロバイダなどに、プラットフォームを提供していく専門部隊として、同社内で分散していた製品マーケティング、営業部隊を集約させたという。

 同本部は社長直轄の組織とし、本部長には宗像淳氏が就任。約60人の体勢で事業展開する。統合される機能は以下の通り。

    ・マーケティング部
     Tablet PCやWindows CE for Smart Displays(開発コード:Mira)、Pocket PC、Smartphone、Windows Mediaテクノロジーなどの製品マーケティングを担当
    ・デジタルメディア部
     Windows Mediaをベースに、デジタルコンテンツのビジネス開発や技術支援を行なう
    ・NSP営業本部
     通信事業者などにプラットフォームやソリューション提案、ライセンス営業などを行なう
    ・エンベデッドシステム営業部
     デジタル家電や組み込みシステム向けのライセンス営業などを担当
    ・eHomeグループ
     eHome構想の啓蒙、普及活動を担当

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/070102nmdd.asp

(2002年7月1日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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