マイクロソフト、Word 2002、Excel 2000/2002用のセキュリティパッチを公開

6月20日公開


 マイクロソフト株式会社は、同社のソフトウェア「Word」および「Excel」に対応する修正プログラムを公開した。対応するソフトウェアはExcel 2000 for Windows、Excel 2002 for Windows、Word 2002 for Windowsで、パッチにはこれまで公開されたすべての修正内容が含まれる。

 新たに確認されたマクロなどの脆弱性に関する修正とされ、「Excelインラインマクロの脆弱性」、「ハイパーリンクで開かれたExcelのブックのマクロがセキュリティモデルを無視して実行される脆弱性」、「Excel XSLスタイルシートスクリプトの実行」、「MS00-071、Wordの差し込み印刷機能の脆弱性の変種」の4点が修正される。

 同社では、今回の修正に関する深刻度を「中」と位置づけており、ただちに修正するべき問題としている。また、今回の修正内容はOffice XP Service Pack 2に収録される予定。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□Excel for Windows および Word for Windows 用の累積的な修正プログラム
http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/bulletin/ms02-031.asp

(2002年6月21日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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