ナナオ、独自の画像閲覧/色調整機能搭載の19型CRT
~PIMモードや動画用高輝度モードなどを搭載

セレーングレイ ブラック

7月12日 発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:ナナオ
     Tel.03-3455-7701



 株式会社ナナオは、独自の画像閲覧/色調整機能を搭載した19型CRTディスプレイ「FlexScan T766(セレーングレイ)」および「FlexScan T766-BK(ブラック)」を7月12日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はT766が65,000円前後、T766-BKが70,000円前後となる見込み。

 最大1,920×1,440ドット表示対応の19型CRTディスプレイ。画素ピッチは0.24~0.25mm(中心部~周辺部)、輝度280cd/平方m、水平/垂直操作周波数30~115kHz/50~160Hz。

 入力インターフェイスはD-Sub15ピン×1、BNC×1。USB 1.1アップストリーム×1/ダウンストリーム×4も備える。本体サイズは452×478×452mm(幅×奥行き×高さ)、重量は26.7kg。消費電力は120W。

 本体前面に画面全体のコントラスト/ブライトネス/輝度/色温度/シャープネスなどのプリセット切り替えボタンを装備。プリセットはText/Browser/Picture/Graphic/Movie/sRGBの全6種類で、ボタン操作で表示内容に適した画質モードに切り替えできる(FineContrast II機能)。

 ユーティリティソフト「DeskViewer」が付属し、画像のキャプチャやスライドショー表示、色の調整を行なうことが可能となっている。

 DesktopViewerは、動画データ、画像データのほか、デスクトップ上の任意の領域を個別ウインドウにオーバーレイ表示する画像ユーティリティ(Windows 2000/XP対応)。表示画像はスライドショーにして表示することも可能。

 また、風景や自然画像向けの「Nature」モード、人物主体の画像向けの「Portrait」モードなど5つのモードが用意されており、オーバーレイウインドウ内のみを対象に、好みの画質に変更できる。「Print Image Matching(PIM)」モードも用意されており、デジタルカメラの撮影画像のカラーマッチングが可能となっている。

 5つのモード以外にも、オーバーレイ画像のブライトネス/コントラスト/彩度/色相/ガンマ値は、個別に手動で調整が可能(一部ビデオカードで機能に制限あり)。加えて、拡大/縮小表示することもできる。

 また、「Screen Manager Pro for USB」を利用することで、特定のアプリケーションをFineContrast IIのいずれかのモードに関連付けることができる(Windows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.0.4~対応)。これによりアプリケーションの起動と同時にプリセットを自動で切り替えられる。また、Movieモード用に、ウインドウ表示時にウインドウ内部のみ輝度を上げるモードも用意される。

 DesktopViewerは、ビデオカードのビデオメモリを制御しているため、ソフトウェア処理のビューワーと比較して、高速な処理が可能という。

□ナナオのホームページ
http://www.eizo.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.eizo.co.jp/info/news/2002/T766.pdf
□製品情報
http://www.eizo.co.jp/products/crt/t766/contents.html

(2002年6月20日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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