Seagate、薄型3.5インチHDD「U Series X」
~Xboxや低価格PC向け

U Series X
6月18日発表



 日本シーゲイト株式会社は18日、組み込み機器向けの薄型3.5インチHDD「U Series X」を発表した。容量が20GBの「ST320014A」と、10GBの「ST310014ACE」が用意される。OEM向けには既に出荷開始されている。価格などは未公開。

 「U Series X」は、5,400rpmの3.5インチHDD。従来の3.5インチHDDよりも、厚みが25%低減され19.5mmとなっており、システムエアフローの向上や低コスト化、静音化が実現できるという。ネジ穴や、コネクタなどの位置は従来品と共通。インターフェイスはUltra ATA/100に対応し、バッファは2MB搭載する。内部転送速度は20GBモデルが436Mbps、10GBモデルが366Mbps。平均シークタイムは12.7ms。

 従来の5,400rpm HDD「U Series」とは異なり、組み込み用HDD製品として新たにラインナップされる。Microsoftの家庭用ゲーム機「Xbox」や、エントリー向けPCのほか、プリンタやコピー機、POSシステムなどへの導入が予定されている。

 また「SoftSonicモーター」と呼ばれる流体軸受けモーターを装備し、静音性に優れるため、オーディオ機器などへの組み込みも提案している。アイドル時の動作音は26dB。

 そのほか、外装カバー表面に複数の突起を持たせることで、非稼動時の衝撃を350Gsまで緩衝する機構「Gフォース保護(G-Force Protection)」機能を搭載する。

写真は20GBモデルの「ST320014A」。表/裏面の見た目は従来の3.5インチHDDと変わらない
インターフェイス部分。IDEコネクタ、ジャンパスイッチ、電源コネクタは従来品と共通 ネジ穴の位置も共通なため、通常の3.5インチベイに取り付けられる


CE シニア・セールス&マーケティング・マネージャー Rob Pait氏
 Seagate TechnologyのCE シニア・セールス&マーケティング・マネージャー Rob Pait氏は、「U Series Xは、Barracuda ATA IVなどと異なり、書き込み用のヘッドを2つから1つに減らすなど、内部のコンポーネントを削減したことにより、コストを抑えている。動作音も非常に静かなことから、動作音によるノイズがタブーとされるオーディオ機器などへも導入可能だ」と、U Series Xシリーズのパフォーマンスについて語った。

 また、「20GBという容量も、組み込み機器向けのOEMメーカーから、“大半の用途では十分な容量だ”というフィードバックを受けてのものだ。今後は、ゲーム機や据え置き型のデジタルオーディオ機といった、CE(Consumer Electoronics)機器向けに、40GBや80GBのモデルも予定している」と、今後の展開についても解説した。

□日本シーゲイトのホームページ
http://www.seagate.co.jp/
□Seagateのホームページ(英文)
http://www.seagate.com/
□製品情報(英文)
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1081,557,00.html

(2002年6月18日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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