COMPUTEX TAIPEI 2002会場レポート:PCケース編ステンレス鏡面加工のPCや、真紅のAthlon MPマシンなど
6月3日~6月7日 会場:Taipei International Convention Center(TICC) COMPUTEX TAIPEIでは、PCケースやベアボーンキットなども多数展示されている。何の変哲もないフルタワーケースから、独自の工夫を凝らした変わり種のケースまで、その種類はさまざまだ。 なかでもSOLDAMが参考出品している、鏡面加工を施したステンレス製PCは、シンプルなデザインもさることながら、これまでの省スペースPCとは一線を画した、新しいスタイルとなっている。 今回は、これら会場で目を引いたPCケースやベアボーンについてレポートしよう。 ■桐島ローランドデザインのステンレスPC「exe」 SOLDAMが展示している「exe(エグゼ)」は、アップルのMP3プレイヤー「iPod」の背面を思わせるような、鏡面加工が施されたステンレスボディの省スペースPC。カメラマンの桐島ローランド氏が当初ATXモデル用にデザインしたものを、省スペースPCサイズに縮小して設計された。 CPUにPentium III-S 1.4GHz、メモリ256MB、HDD 80GB、DVD/CD-RWのコンボドライブなどを内蔵し、インターフェイスはEthernet、IEEE 1394、Sビデオ出力端子などを備える。また、電源はACアダプタで、本体にファンを一切搭載しないファンレス構造になっている。 現時点ではあくまで参考出品のため、製品化時には仕様が変更される予定で、出荷時期や価格などについても未定だが、同社では「年内の製品化を目指したい」とコメントしている。
■真紅のAthlon MP搭載ハイエンドマシン「Cyber Hawk」 IWillブースに展示されているのは、Dual Athlon MPに対応した同社製マザーボード「MPX2」を搭載したハイエンドPC。ボディ全面だけでなく、内蔵しているマザーボード、ビデオカード、メモリモジュールまでもが鮮やかな赤に染められている。本体塗装はアルマイト加工によるもの。 ボディ側面は透明のアクリルパネルがはめ込まれており、内部が確認できる仕様になっている。 主な仕様は、CPUにDual Athlon MP 2000+、512MBのDDR SDRAMを搭載。ビデオカードはGeForce4 Ti4600が採用されるなど、文字通りのハイスペックモデル。 ベアボーンモデル、コンセプトモデルがそれぞれ50台ずつ、日本国内で限定販売される予定で、販売はCFD販売が担当する。価格や具体的な発売時期などについては未定。
■その他にも個性的なケースが展示される
□COMPUTEX TAIPEI 2002のホームページ(英文) (2002年6月6日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp] | I |
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