VIA、FSB 533MHz対応Pentium 4用チップセット「P4X266E」

ノースブリッジ(左)とサウスブリッジ(右)
5月22日発表(現地時間)



ブロック図
 台湾VIA Technologiesは22日(現地時間)、Pentium 4用チップセット「VIA Apollo P4X266E」を発表した。

 新たにFSB 533MHzに対応したのが最大の特徴。現在出荷されている2.53GHzまでのすべてのPentium 4および、Socket 478版Celeronもサポートする。

 ノースブリッジ「VT8753A」とサウスブリッジ「VT8233A」で構成され、ノース-サウス間はV-Linkバス(266MB/sec)で接続される。また各チップはP4X266/P4X266Aとピン互換を持つため、マザーボードの基板デザインを変更することなく実装が可能だという。

 USB 2.0ポートを6ポート、メモリはDDR 200/266MHzを最大4GBまでサポート。AGP 4X、Ultra ATA/133に対応し、6chサラウンド対応のAC'97オーディオなどを備える。また、64bit PCI拡張用のオプションコントローラチップ「VPX-64」もサポートする。

「P4X266E」ロゴ

□VIAのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/en/Digital%20Library/pr_p4x266e.jsp
□P4X266Eのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/en/apollo/P4X266e.jsp
□関連記事
【3月15日】VIA、DDR333対応Pentium 4用チップセット「P4X333」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0315/via.htm
【2001年11月20日】VIA、メモリ周りのパフォーマンスを改善したPentium 4向けチップセット「P4X266A」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011120/via.htm
【2001年12月6日】VIA、低価格サーバー向けの64bit PCI拡張チップ「VPX-64」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011206/via.htm

(2002年5月22日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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