富士通、ノートPCのラインナップを一新
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Bluetoothユニット「AIRJUKE」が付属する「NE12AB」 |
5月17日より順次発売
標準価格:オープンプライス
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富士通株式会社は、ノートPC「FMV-BIBLOシリーズ」を一新し、ワイヤレスTVステーションなどが付属する「BIBLO NE」シリーズなどを5月17日より順次発売する。価格は全てオープンプライス。OSは「BIBLO NB」シリーズの一部を除き、Windows XP Home Edition。
■ BIBLO NEシリーズ
NE12AT |
「BIBLO NE」は、モバイルPentium III-M 1.2GHzを搭載したA4オールインワンノートPC。5月17日より順次発売され、ワイヤレスTVステーションが付属する「NE12AT」と、Bluetoothを内蔵し、Bluetoothユニット「AIRJUKE」が付属する「NE12AB」、標準的な構成の「NE12A」の3モデルが用意されれる。店頭予想価格は25~34万円前後の見込み。
全モデルで、1,024×768ドット表示の14インチスーパーファインビュー液晶を搭載。メモリースティック/SDメモリーカード用のPCカードアダプタが付属するほか、IP電話への対応策として、ヘッドセット付きUSBカメラが付属する。
「NE12AT」では、IEEE 802.11a準拠のワイヤレスTVステーションとPCカードが付属する。ワイヤレスTVステーションはTVチューナー付きのMPEG-2録画ユニットで、40GBのHDDを搭載する。蓄積した画像をIEEE 802.11aでPCに転送し、ワイヤレスでTVの視聴ができる。6月21日より発売され、店頭予想価格は34万円前後の見込み。
「NE12AB」は、PC本体にBluetoothモジュールを内蔵し、携帯電話やプリンタなどと通信可能となる。また、付属のBluetoothユニット「AIRJUKE」では、PC上の音楽データをワイヤレス転送し、「AIRJUKE」にヘッドフォンを接続して聴くことができる。7月12日より発売され、店頭予想価格は26万円強の見込み。
「NE12A」は、「NE12AB」からBluetoothモジュールなどを省いたモデルで、そのほかの仕様はほぼ同等。5月17日より発売され、店頭予想価格は25万円前後の見込み。
ハードウェア仕様は、メモリ256MB(最大756MB)、HDDは「NE12AT」が40GB、ほか2モデルが30GB。チップセットはIntel 830MGでビデオ機能はチップセット内蔵。
FDDや8/16/10/24倍速DVD/CD-RWコンボドライブを内蔵し、Type2 PCカードスロット×2やIEEE 1394×1(4ピン)、光デジタル出力(丸型)、100Base-TX対応Ethernetなどを装備する。また、「NE12AB」はBluetoothを内蔵する。
バッテリ駆動時間はBluetoothモデルの「NE12AB」が約2.4時間、そのほかの2モデルは約2.6時間となる。本体サイズは308×282×36.2~44.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.2kg。全モデルOffice XP Personalが付属する。
□製品情報■ BIBLO MRシリーズ
MR16AH |
「BIBLO MR」シリーズは、この夏モデルから投入された最上位機種。スリムな新筐体にモバイルPentium 4-Mを搭載する。15インチSXGA+液晶ディスプレイ搭載の「MR16AH」と、14.1インチXGA液晶ディスプレイ搭載の「MR16A」の2モデルが用意され、5月17日より発売される。店頭予想価格は「MR16AH」が29万円前後、「MR16A」が26万円強の見込み。
「MR16AH」は、1,400×1,050ドット表示の15インチTFT液晶を採用し、CPUはモバイルPentium 4-M 1.60GHz。メモリ256MB(最大1,024MB)、HDD 40GBを内蔵する。チップセットはIntel 845MPでビデオチップはMOBILITY RADEON 7500(16MB)。
光学ドライブは8/16/10/24倍速DVD/CD-RWで、Type2 PCカードスロット×2やIEEE 1394×1(4ピン)、光デジタル出力(丸型)、100Base-TX対応Ethernetなどを装備する。また、IEEE 802.11b無線LANも内蔵する。バッテリ駆動時間は約3時間。本体サイズは325×271.5×34.7~35.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.95kg(コンボドライブ搭載時)。
「MR16A」は、1,024×768ドット表示の14.1インチTFT液晶ディスプレイを搭載した廉価モデル。16AHとの違いは、HDD容量が30GBとなることなど。また、液晶の変更により、バッテリ駆動時間は約3.2時間と若干長くなり、本体サイズも308×262×32.5mm、重量約2.65kgと小型/軽量になっている。
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0205/biblo_loox/mr/index.html
■ BIBLO NBシリーズ
NB14A |
「BIBLO NB」シリーズは、搭載CPUの違いなどにより6モデルが用意される。5月17日より発売され、店頭予想価格は19万円前後~25万円強の見込み。
「NB14A」は、15インチTFT液晶(1,024×768ドット)、Pentium 4 1.40GHzを搭載した最上位モデル。店頭予想価格は25万円強の見込み。
メモリ256MB(最大512MB)、HDD 40GB、8/16/10/24倍速DVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。チップセットはIntel 845MZで、ビデオチップはMOBILITY RADEON(8MB)。
8/16/10/24倍速DVD/CD-RWコンボドライブやFDDを搭載し、Type2 PCカードスロット×2やIEEE 1394×1(4ピン)、光デジタル出力(丸型)、100Base-TX対応Ethernetなどを装備する。
バッテリ駆動時間は約2時間。本体サイズは325.5×282×36.2~44.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.3kg。
このほかにも、モバイルPentium III-M 1.2GHzを搭載した「NB12A」などCPUや光学ドライブの異なる5モデルが用意される。
【お詫びと訂正】
記事初出時に「NB14A」の搭載CPUをモバイルPentium 4-Mとしておりましたが、Pentium 4の誤りでした。ご迷惑をおかけした関係者の皆様にお詫びするとともに訂正させていただきます。
□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/05/14-1.html
(2002年5月14日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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