インタービデオジャパン株式会社は、ソフトウェアDVDプレーヤー「WinDVD」の最新版「WinDVD4」を5月29日より発売する。サラウンド機能と再生機能の強化が主な変更点。価格は4,980円で、アップグレード版および乗り換え版は3,580円。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

　サラウンド機能は、2chソースを5.1chサラウンドで再生可能な「Dolby ProLogic II」や、2chサラウンドを5.1/7.1chサラウンド再生する同社独自のチャンネル拡張機能「ICE機能」、5.1chサラウンドの立体感を2chスピーカーで再現する「SRS TruSurroundXT」機能のほか、DH(ドルビーヘッドフォン)機能を搭載した。

　再生機能は、同社独自の再生スピード変更機能「タイムストレッチ機能」を強化し、再生スピードを0.5～2倍まで変更しても自然な音声を維持したままムービー再生できる。また、「指定時刻まで再生」や、「指定時間内に再生」といった、再生時間の調整が可能になっており、タイムストレッチ機能を組み合わせることで、「飛行機の中など限られた時間でも、ストレスなくDVD鑑賞ができる」としている。

　動作環境は、Celeron 400MHz以上(Pentium III 700MHz以上推奨)、メモリ64MB以上(128MB以上推奨)、ハードウェアオーバーレイ対応のAGPビデオカード、フェーズ2以降のDVD-ROMドライブ、DirectX 8.1以降となっている。

　また、カノープス株式会社から、6.1chサラウンド方式「DTS-ES」や「DolbyDigital-EX」機能を搭載した「WinDVD4Premium」が5月下旬より発売される。価格は8,800円。

ナビゲーションを表示した状態	SRS TruSurroundXT

(2002年5月1日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]