東芝、Librettoに無線LAN/Windows XP Pro搭載機登場

4月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社東芝は、Crusoe TM5800 800MHzを搭載し、2ラインナップとなった小型ノートPC「Libretto L5」シリーズを4月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は上位モデル「L5/080TNKW」が17万円前後、下位モデル「L5/080TNLN」が14万円前後の見込み。

 従来モデルからの変更点として、CPUはCrusoe TM5600 600MHzからTM5800 800MHzに、メモリは128MBから256MB(最大512MB)にそれぞれ強化されている。

本体前面。無線LAN搭載の上位モデルには無線LANのON/OFF切り替えスイッチが新設された(右端)
 上位モデル「L5/080TNKW」は、新たにIEEE 802.11b準拠の無線LANを内蔵し、本体前面に無線LANのON/OFF切り替えスイッチを装備した。また無線LANモジュール内蔵に伴い、HDDが2.5インチから1.8インチに変更されている。なお、HDDの容量は従来モデル同様20GBを内蔵する。OSはWindows XP Professionalを搭載する。

 下位モデル「L5/080TNLN」は、2.5インチ20GB HDDを内蔵し、OSはWindows XP Home Editionを搭載する。

 そのほかの仕様は共通で、液晶は1,280×600ドット表示の10インチ低温ポリシリコンTFTを搭載。チップセットはALi M1535Bで、ビデオ機能はATI MOBOLITY RADEON M6-M(8MB)を内蔵する。ポインティングデバイスは「アキュポイントII」(スクロール機能付き)を備える。

本体左側面。左からモデム端子、PCカードスロット、D-Sub15ピン用変換コネクタ 本体右側面。左からSDメモリーカードスロット、USB×2、有線LAN、電源端子

 2モデル共通のインターフェイスは、Type2 PCカードスロット×1、SDメモリーカードスロット×1、100Base-TX対応Ethernet、V.90対応モデム、USB×2、D-Sub15ピン(同梱の変換ケーブル経由)などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約4.5時間。オプションの大容量バッテリ使用時は約13.5時間(ともにJEITA測定法1.0)。本体サイズは268×167.2×20.5~29.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。

写真はすべて開発中のものです。実際の製品とは仕様が異なる場合があります
液晶を閉じた状態。「Libretto」のロゴが彫り込み仕様になっている 電源スイッチの形状が変更されている(従来モデルは楕円形)

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_04/pr_j2401.htm
□製品情報
http://www.dynabook.com/pc/catalog/libretto/020424l5/index_j.htm
□関連記事
【2001年11月30日】東芝、Librettoに2002FIFAワールドカップモデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011130/toshiba.htm
【2001年11月29日】東芝DME、Turbolinux 7搭載のLibretto L3
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011129/toshiba.htm
【2001年10月24日】東芝、新筐体のGeForce2 Go搭載ノートやHDD 20GBの新Librettoなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011024/toshiba2.htm

(2002年4月24日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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