アイ・オー、外付けHDD採用のビデオレコーダ「Rec-ON」発表

4月25日発売

標準価格:オープンプライス



 株式会社アイ・オー・データ機器は、ハードディスクビデオレコーダ「Rec-ON」を4月25日より発売する。80GB HDDが付属する「VR-HDA80」、40GB HDDが付属する「VR-HDA40」の2モデルが用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は80GBモデルが8万円前後、40GBモデルが7万円前後の見込み。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

 2001年9月に開催されたWORLD PC EXPO 2001において初めて参考出品され、発売が待たれていたもの。録画用のハードディスクを外付けとすることで、より大容量なディスクへも容易に換装が可能という。

右側がRec-ON本体 本体側面にはRec-ONのロゴ

本体前面には映像・音声の入出力端子を1系統ずつ備える 本体背面にはTVチューナ端子やUSBポートなどを備える

 ハードディスクとのインターフェイスは同社の独自規格「i・CONNECT」を使用するため、同様のインターフェイスを採用した外付けハードディスクを接続可能。ただし、同時に2台以上のHDDを接続することはできない。

 MPEG-2エンコーダを搭載し、HQモード(12Mbps)、SPモード(6Mbps)、LPモード(3Mbps)の3モードで録画可能。80GBモデルでの録画時間は最大約60時間(LPモード)。再生機能は音声付きの2倍速再生が可能な「早見再生」のほか、「タイムシフト再生」、「プログラム再生」、「レジューム再生」などを備える。

 PCを用意しなくても単独でTV番組の録画・再生が可能で、基本操作は付属のリモコンで行なう。本体にはUSB 1.1インターフェイスを搭載。USB経由でパソコンと接続し、付属のユーティリティを使用することでiEPGでの録画予約や、PCへ録画データを保存することが可能。ただし、地上波のEPGには対応しないため、Rec-ON単体では番組表を使った録画予約ができない。

 単体では編集機能などもないため、録画したデータの編集や、DVDメディアへの書き出しは、いったんPCを経由して行なう必要がある。なお、TV放送を録画したハードディスクをi・CONNECT経由で直接PCに接続しても、フォーマットが異なるため、ファイル内容を参照することはできない。

 インターフェイスは、音声多重ステレオテレビチューナ×1、Sビデオ端子付き映像・音声入出力端子×3(入力:前面×1、出力:前面×1、背面×1)などを備える。

 本体サイズは127×187×127mm(幅×奥行き×高さ)と小型で、重量は2.7kg。

 ソフトウェアは、PCへ録画データの転送などを行なう専用ソフト「Rec-ONエクスプローラ」や、外出先から携帯電話などのメールを使って番組予約をするソフト「resermail」のほか、ビデオ編集ソフト「VideoStudio5.0SE」、フォトレタッチソフト「PhotoImpact 6 SE」などが付属する。

付属のリモコン。テレビの操作も可能 録画した番組のタイトルリスト。EPGで取得可能な番組名などの情報が表示されない代わりに静止画のサムネールが表示される 録画予約画面。録画モードの選択や上書きの可否なども設定できる

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news/200204/067.htm
□関連記事
【2001年9月20日】WORLD PC EXPO 2001会場レポート
アイ・オー、HDDビデオレコーダなど参考出品多数
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010920/wpe04.htm

(2002年4月18日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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