Wnn7とTrueTypeフォントを搭載した「Vine Linux2.5CR」

4月26日 発売

標準価格:12,800円

連絡先:Vine Linuxカスタマーセンター
     Tel.03-3258-5440



 Project Vineは、オープンソースオペレーティングシステム「Vine Linux 2.5CR」を4月26日より発売する。価格は12,800円。対応プラットフォームはIntel x86、PowerPC、AlphaおよびSPARC(snapshot)。

 Red Hat Linux 7.2互換のLinux OSで、Kernelは2.4.18と2.2.20を収録している。本バージョンの大きな特徴として、かな漢字変換システムに「Wnn7」を標準システムとして採用し、商用フォントにリコーのTrueTypeフォント5書体を採用した。また、初心者を考慮し、日本語カタログやマニュアルの整備により、インストール直後から日本語環境で作業できるなどの配慮がなされているという。

 そのほか、XFree86-4.2.0収録による最新のビデオカードへの対応、aptによるパッケージ管理、GNOME 1.4とWindowMakerの標準装備、各種デバイスへのホットプラグ対応などがなされている。

 なお、3月25日よりオンラインショップ( http://vinelinux.org/shop/ )にて予約購入の受付が開始されるほか、4月2日より既存ユーザー向けのアップグレード販売も開始される。

 また、商用フォントやマニュアル、ユーザーサポートなどのない「Vine Linux 2.5」が4月上旬よりFTPサイトに公開される予定となっている。

□Project Vineのホームページ
http://vinelinux.org/
□ニュースリリース
http://vinelinux.org/PR/press20020325.html

(2002年3月25日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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