コンパック、Pocket PC 2002搭載のiPAQ「H3800シリーズ」
~新たにSDに対応、上位モデルはBluetoothを内蔵

iPAQ Pocket PC H3800

3月下旬より順次発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:ハンドヘルドPCサポートセンター
     Tel.0120-178-589



 コンパックコンピュータ株式会社は、OSをPocket PC 2002とした「iPAQ Pocket PC H3800」を3月下旬より順次発売する。Bluetoothを内蔵した「H3870」とBluetooth非搭載の「H3850」が用意され、「H3870」が4月下旬から、「H3850」が3月下旬から発売される。価格はともにオープンプライスで、直販サイトダイレクトプラス価格は「H3870」が79,800円、「H3850」が69,800円。

H3870

 Bluetoothの有無以外に両モデルに大きな違いは無く、液晶は240×320ドットの反射型TFTで、表示色は従来モデルの4,096色から65,536色となった。輝度センサー搭載のフロントライトも搭載した。

 CPUは、StrongARM 206MHzで、メモリは64MB RAM/32MB Flash ROM。新たに、本体上部にSDメモリーカードスロットを装備(SD/MMC対応 SDIO未対応)するほか、マイクも内蔵し、WAV形式での録音が可能となっている。

 H3870に内蔵のBluetooth Ver.1.1機能は、General Access Profile/Serial Port Profile/Service Discovery Application Profile/Generic Object Exchange/Dial Up Networking/File Transfer/Object Push/LAN Accessなどのプロファイルに対応する。動作確認機器は、NTTドコモのパルディオ633SやauのC413SなどのPHS/携帯電話や、ソニーのBluetooth搭載のバイオノートSRなど。


 USB/シリアル接続のクレードルが付属するほか、画像ビューアソフト「EasyViewer for iPAQ v3.21」や地図ソフト「モバイルアトラス for iPAQ」、路線検索ソフト「JRトラベルナビゲータ for Pocket PC」などのソフトウェアがバンドルされる。バッテリ駆動時間は約14時間。本体サイズは84×16×134mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約190g。

SDカードスロットやマイクを本体上部に装備 プロテクトケースも標準添付される USB/シリアル接続のクレードルが付属する
OSはPocket PC 2002 EasyViewer for iPAQ v3.21 モバイルアトラス for iPAQ

 CFカードジャケットに着脱可能な拡張バッテリを組み合わせた「CF拡張パック・プラス」と、PCカードジャケットに拡張バッテリを組み合わせた「PCカード拡張パック・プラス」が4月下旬より発売される。価格は「CF拡張パック・プラス」が14,800円、「PCカード拡張パック・プラス」が18,800円。また、CFスロット搭載のBluetooth拡張ジャケット「Bluetooth拡張パック」4月下旬より発売される。価格は23,800円。

 また、iPAQ Pocket PC専用キーボードも4月下旬より発売される。折りたたみ式の「ホルダーキーボード」と拡張パックを装着したまま利用可能な「マイクロキーボード」が用意され、価格はホルダーキーボードが13,800円、マイクロキーボードが7,800円。なお、ともにH3800シリーズ専用となっており、H3600シリーズなどの従来モデルでは利用できない。

ホルダーキーボード マイクロキーボード

□コンパックのホームページ
http://www.compaq.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/press/press787.html
□製品情報
http://www.compaq.co.jp/products/handhelds/pocketpc/

(2002年3月13日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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