Intel、Hyper-Threading対応のサーバー向けXeonとE7500チップセット

Xeon

2月25日(現地時間)発表



 Intelは25日(現地時間)、Hyper-Threading対応のサーバー向けプロセッサ「Xeon(コードネーム:Prestonia)」と、対応チップセット「E7500」を発表した。

 Xeonは2.2/2/1.8GHzが用意され、1,000個ロット時単価は2.2GHzが615ドル、2GHzが417ドル、1.8GHzが251ドル。E7500チップセットの1,000個ロット時単価は、最小構成で92ドル、最大構成は132ドル。

 26日付けでインテル株式会社からも価格が発表されており、1,000個ロット時単価は2.2GHzが82,910円、2GHzが56,220円、1.8GHzが33,840円。E7500チップセットが最小構成で12,410円、最大構成で17,800円。

 Xeonはコードネーム「Prestonia」で呼ばれてきたサーバー向けのプロセッサ。製造プロセスは0.13μmで、L2キャッシュは512KB。ワークステーション向けのXeon(Prestoniaコア)は、すでに昨年12月より秋葉原で販売が開始され、2002年1月には各社から搭載ワークステーションが発売されている。

 ワークステーション版では、システム構成上(Xeon+Intel 860)、Hyper-Threadingを「OFF」にすることが推奨されている。サーバー版では、Xeonに最適化されたE7500チップセットを利用したシステム構成とすることでHyper-Threadingを利用することが可能となっている。

 E7500は、Intel初のサーバー向けチップセットとなっており、サーバー向けXeonに最適化されているほか、3つまでのGigabit Ethernetをサポートする。対応メモリはDDR SDRAM(PC1600 Registered)で最大メモリ容量は4GB。

E7500チップセット ブロック図

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20020225comp.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020226b.htm
□Xeon製品情報(英文)
http://www.intel.com/products/server/processors/server/xeon/index.htm
□Intel E7500製品情報(英文)
http://developer.intel.com/design/chipsets/embedded/273686.htm
□Intel E7500チップセットリファレンスデザイン(英文)
http://developer.intel.com/platforms/applied/eiacomm/perform3/perform3.htm
□関連記事
【1月10日】【海外】Hyper-Threadingが“オン”だけど“オフ”になっている
Intelの新Xeonプロセッサ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0110/kaigai01.htm

(2002年2月26日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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