秋葉原T・ZONE.本店がリニューアルオープン
~初日の出足は美少女アニメソフトに人気が集中

2月8日 リニューアルオープン



10時30分の開店前に約50人が並んだ
予定時間より5分ほど早めに開店。パソコンパーツよりも美少女ソフト狙いのユーザーが中心

 東京秋葉原のT・ZONE.本店が、2月8日にリニューアルオープンした。

 午前10時30分の開店前には、約50人が列をつくっていたこともあり、当初予定よりも5分程度早く開店した。

 今回のリニューアルの大きなポイントは、パーツ関連売り場の拡充と、美少女アニメソフトおよびアダルトDVDソフトの取り扱い強化。

 パーツ関連売り場は、従来の8階から4階へと移動するとともに、2倍規模となる600平方メートルの売り場へと拡充、一大パーツフロアを中央通り沿いに誕生させた格好だ。

 リニューアルに合わせて、メモリなどの特価品を用意、デスクトップパソコンの「hp brio ba410 C/800 M2」も69,800円で販売する。

 特価品は11日まで日替わりで用意。そのほか、10~20%のポイント還元セールも17日までの期間限定で行なう。

バルク品の展示も充実させている 4階に移動したパーツ売り場は、従来の2倍規模となる600平方メートルを誇るマザーボードの展示も「秋葉原一」を目指すという

ケースコーナーは、4階のエスカレータ横に展示 PC組み立てキットのコーナーも充実を図る メーカー品に関しては、ソニーとアップルに絞り込んだ姿勢が強く感じられた(6階のVAIO Lifeコーナー)

 一方、もうひとつの強化ポイントである美少女ソフト、アダルトDVDソフトは、1階の店舗入り口に 「アニメゲームZONE.」として設置、同店の新たな顔としての位置づけを担うことになりそうだ。

 リニューアルオープンにあわせて並んだユーザーの多くが、こちらのコーナーが目当て。

 いくたたかのんさん(サーカス)のサイン会が、2月8日と10日に分けて開催されるほか、9日には斎藤なつきさん(トライアングル)のサイン会が開かれるが、8日の開店前に並んだ人の多くは、サイン会への参加を目的に「アルキメデスのわすれもの」をはじめとするサーカス商品を購入していた。

 そうした意味では、T・ZONE.の中核事業となっているPCパーツ関連よりも注目を集めていたといえる。

 店舗のスクラップアンドビルドを推進中のT・ZONE.にとって、本店のリニューアルは重要な意味をもつもの。その評価は、明日からの土日の集客によってひとつの結論が出るだろうが、パーツ売り場よりも美少女アニメに人気が集まった初日の出足は、パソコン販売店の老舗ブランドであるT・ZONE.にとって、果たして「吉」と言えるのだろうか。

1階入り口に新設された美少女ソフト、アダルトDVDコーナー。T・ZONE.の新しい顔となるのか? 美少女ソフトに殺到するユーザー。リニューアルを記念していくたたかのんさんのサイン会が8日と10日に開かれる 3階のPCソフトゾーンでは特価ソフトが人気。何本も買い占める人たちも

□T・ZONE.のホームページ
http://www.tzone.com/
□ニュースリリース
http://www.tzone.com/shop/intro/02/02.htm
□特価品情報
http://www.tzone.com/shop/intro/02/sale.htm
□関連記事
【2月1日】CSKエレ、T・ZONE.本店を2月8日にリニューアル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0201/csk.htm

(2002年2月8日)

[Reported by 大河原 克行]

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