日本IBM、PCの有償修理サービス料金を5段階の固定制に
~修理期間は平均8日間に短縮

1月24日発表

連絡先:ダイヤルIBM
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 日本アイ・ビー・エム株式会社は、個人向けPCの有償修理サービスに、5段階の固定料金制を導入し、24日より実施すると発表した。

 料金体系は、部品の交換を必要としない場合(8,000円)から、液晶パネルを交換する場合(90,000円)までの5段階が用意される。

 従来の有償修理サービスでは、修理依頼が発生してから見積りを行ない、依頼者の了承があってから修理を行なっていたため、修理期間は平均で約2週間、最長で3週間程度かかっていたという。今回の新サービスにより、修理依頼を受けた時点で5段階の内どれに該当するかを判断し、了承が得られればすぐに修理を実施するため、修理期間が平均で8日間程度に短縮されるという。

 対象となるのはデスクトップPC「Aptiva」シリーズおよび、ノートブックPC「ThinkPad」シリーズ。同社では「2001年6月よりThinkPadシリーズを対象にこのサービスを実施していたが、高い評価を得られたため、Aptivaシリーズにも適用して本格的に導入する」としている。

Aptivaシリーズ
 分類備考料金
作業1部品交換を必要としない作業例:調整、プリロードイメージの回復、BIOS更新など8,000円
作業2機構部品、ケーブル類の交換をともなう作業例:FDD、電源装置、ライザー・カード、スピーカー、ファンなどの交換20,000円
作業3電子回路部品の交換をともなう作業例:CPU、プレーナー、HDD、CD/DVD-ROM、メモリー、モデムなどの交換修理30,000円
作業4特殊な電子回路部品および1998年以前発表製品のHDDなどの交換をともなう作業例:CD-RW装置、通常故障の液晶パネルなどの交換修理50,000円
作業5破損した液晶パネル交換をともなう作業※液晶ディスプレイ一体型PCであるAptiva Xシリーズ(モデル2179)のみ該当
※本体と独立した表示装置の障害の場合には適用されない
90,000円

ThinkPadシリーズ
 分類備考料金
作業1部品交換を必要としない作業例:調整、プリロードイメージの回復、BIOS更新など8,000円
作業2機構部品などの交換をともなう作業例:FDD、ACアダプター、ドッキング・ステーションなどの交換20,000円
作業3電子回路部品の交換をともなう作業例:HDD、CD-ROM、バッテリー、モデムなどの交換修理30,000円
作業4主電子回路基盤の交換をともなう作業例:DVD-ROM、CPU、表示パネル、プレーナー、電源回路などの交換修理
※表示パネルの破損を除く
50,000円
作業5破損した表示パネル交換をともなう作業 90,000円

□日本アイ・ビー・エムのホームページ
http://www.ibm.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.com/news/jp/2002/01/01241.html

(2002年1月24日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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