2024年1月18日 15:15
アルファ・ラバル株式会社は、中間留分の水素化脱硫プロセス向けに革新的なフィード・エフルエント熱交換器「Packinox」の提供を開始しました。このソリューションは、優れた熱回収と最小限の圧力損失を非常にコンパクトな形式で実現し、従来のシェル・アンド・チューブ式熱交換器の列を単一のPackinoxユニットに置き換えることで、炉の燃料ガス消費量を80-100％削減し、CO2排出量を大幅に減少させることが可能です。
Packinox
Packinoxとシェル・アンド・チューブ式熱交換器比較
■HDSプロセスの効率を極限まで高める
Packinoxの卓越した熱交換効率は、プリヒーター炉のエネルギー消費を最大100％削減し、標準的な50,000 bpsdユニットで年間最大20,000トンのCO2排出を削減します。生産能力の拡大も、追加の機器アップグレードなしで実現可能です。特許取得済みのPlateWashシステムは、プラントの稼働中にも汚れを迅速に除去するので、清掃のために停止させる必要がありません。
■統合されたプレート清掃システム
独自のPlateWashシステムは、特に低温のHDSプロセスにおいて汚れが問題となる場合に、熱交換器内の圧力低下を監視し、汚れの除去を容易にします。このシステムにより、清掃のためのコストのかかる予定外のダウンタイムを避けることができます。
■生産能力の拡大
HDSプラントの生産能力を拡大するために、Packinoxへの単一交換は、追加の機器投資不要で最もコスト効率の高い方法です。Packinoxの優れた熱回収能力により既存の炉や空気冷却システムを継続して使用できるため、圧力損失を抑えて同じコンプレッサーを引き続き使用することが可能です。
■HDSにおける20年以上の信頼性
アルファ・ラバル Packinoxは、HDSアプリケーション向けの高効率熱交換器を20年以上にわたり供給しています。世界中のHDSプラントで稼働中のPackinox熱交換器は、長期間にわたり高い信頼性とパフォーマンスを維持しています。
■触媒水素化処理のためのソリューション
アルファ・ラバルは、触媒水素化処理に関連する製品とソリューションを提供し、容量、収率、エネルギー効率の向上に寄与します。Packinox熱交換器の導入は、パフォーマンスへの投資であり、最大限の投資収益率を約束します。
■さらなる情報とサポート
HDSアプリケーションやPackinoxの専門家に相談し、お客様のプラントにおける機会について話し合い、Packinoxの導入によるメリットを探求してください。Packinoxは、お客様の特定のプラントにとって最適なソリューションを提供するよう設計されています。
アルファ・ラバル Packinox、持続可能な未来への一歩です。
