ニュース・フラッシュ
バッファロー、「テラステーションWSS」の一部に非対応HDDが混入、自主交換
2018年8月24日 18:35
株式会社バッファローは、Windows Storage Server OSを搭載したNAS「テラステーションWSS」の一部機種/ロットにおいて、非対応HDDが混入していたことが判明し、製品を自主交換を進めている。
対象は2017年8月から2018年6月頃までに出荷した「WS5000N6」シリーズで、対象製品およびシリアル番号は下記のとおり。
対象製品 | 対象シリアル番号 |
---|---|
WS5400RN16S6 | 40409371000011~40409371000127 |
WS5400RN16W6 | 40454271100019~40454271100125 40454270800019~40454270800200 |
WS5400DN16S6 | 40409980100010~40409980100096 |
WS5400DN16W6 | 40454570800016~40454570800207 |
上記対象製品は、本来物理セクタが4KBのHDDを使用するところ、誤って物理セクタ512Byteのものが使用され出荷された。ただ、個体ごとではすべて同じセクタのHDDで統一されている。しかし、交換用HDD(4KByteのみ存在)と入れ替えたときに、セクタが異なるためRAIDを再構築ができない問題が発生する。なお、問題が生じた場合でもデータの破損はないとしている。
同社では4KBセクタの製品をユーザーに送付し、交換とデータの移行をユーザーに委ねているほか、すぐに本体交換ができない場合は、交換可能用HDD「OP-HD4.0N2/512」を用意し送付するという。