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バッファロー、「テラステーションWSS」の一部に非対応HDDが混入、自主交換

 株式会社バッファローは、Windows Storage Server OSを搭載したNAS「テラステーションWSS」の一部機種/ロットにおいて、非対応HDDが混入していたことが判明し、製品を自主交換を進めている。

 対象は2017年8月から2018年6月頃までに出荷した「WS5000N6」シリーズで、対象製品およびシリアル番号は下記のとおり。

対象製品対象シリアル番号
WS5400RN16S640409371000011~40409371000127
WS5400RN16W640454271100019~40454271100125
40454270800019~40454270800200
WS5400DN16S640409980100010~40409980100096
WS5400DN16W640454570800016~40454570800207

 上記対象製品は、本来物理セクタが4KBのHDDを使用するところ、誤って物理セクタ512Byteのものが使用され出荷された。ただ、個体ごとではすべて同じセクタのHDDで統一されている。しかし、交換用HDD(4KByteのみ存在)と入れ替えたときに、セクタが異なるためRAIDを再構築ができない問題が発生する。なお、問題が生じた場合でもデータの破損はないとしている。

 同社では4KBセクタの製品をユーザーに送付し、交換とデータの移行をユーザーに委ねているほか、すぐに本体交換ができない場合は、交換可能用HDD「OP-HD4.0N2/512」を用意し送付するという。