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セガ、Windows Embedded 8ベースの次世代業務用ゲーム基板「Nu」

~11月稼働の「初音ミクProject DIVA Arcade Future Tone」から採用

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9月4日 発表

 株式会社セガは、Windows Embedded 8ベースの次世代業務用ゲーム汎用基板「Nu」(ニュー)を発表した。11月に稼働予定の「初音ミクProject DIVA Arcade Future Tone」が採用第1弾となる。

 PCベースのプラットフォームで、主な仕様は、Core i3-3220(3.3GHz)、メモリ4GB、SSD 64GB+HDD 500GB、GeForce GTX 650 Ti(1GB)、Windows Embedded 8 Standardで、従来製品の2倍の性能を発揮するという。業務用ゲーム基板で同OSを搭載するのはこれが初。

 インターフェイスは、DVI-I、DVI-D、5.1ch(192kHz/32bit)音声出力、Gigabit Ethernet、JVS I/O(業務用ゲーム入出力)、シリアルポート×4、USB 3.0×4、CAN×2などを装備。

 同社の業務用ゲーム機向けネットワークインフラ「ALL. Net」に対応。また、既存のゲーム基板「RING」と高い移植性を持つ開発環境を整えているとしている。

(若杉 紀彦)