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リコー、本体体積を40%削減したA3対応ジェルジェットプリンタ

IPSiO SG 7100
12月13日 発売
価格:オープンプライス

 株式会社リコーは、GELJETビスカスインクを用いたジェルジェットプリンタのA3対応モデル「IPSiO SG 7100シリーズ」を12月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は58,000円前後。通常の1年保証に加えて2年間の保守サービスを追加した「安心3年モデル」は78,000円前後。

 2010年6月に発売された「IPSiO GX e7700シリーズ」の後継モデルで、本体をコンパクト化。体積が約40%削減された。本体サイズは最大で529×835×601mm(幅×奥行き×高さ)。A3用紙セット時は529×525×601mm(同)、標準時は529×360×213mm(同)となる。重量は最大で23.8kg(通常時:12.9kg以下)。

 省電力性も向上。動作時の平均消費電力は約25.8W、省エネモード時の約1.1Wで、従来モデルと比較してそれぞれ約26%、約50%低消費電力化した。

 印字速度はカラー/モノクロともに29ppm(A4印刷時)。両面印刷時は20ppm(同)。ファーストプリント速度は2.5秒以下(同)。

 原稿に応じてインクの濃度を最適化する「新レベルカラー印刷機能」や、ステープルや糊を使わずに小冊子を作成できる「しおり印刷機能」、用紙の表に1面/裏に4面を集約する「リーフレット折り印刷機能」を搭載。iOS/Android端末から印刷できるNeusoft Japan株式会社の「Smart Device Print」もサポートする。

 そのほかの主な仕様は、解像度が最大3,600相当×1,200dpi、インクがシアン/マゼンダ/イエロー/ブラック(各色192ノズル)。対応用紙はA3~A6、B4/B5、レター、はがき、封筒など。給紙枚数は標準トレイ使用時で250枚。オプションで最大100枚給紙可能なマルチ手差しフィーダー、250枚給紙可能な増設トレイを用意する。

 インターフェイスはUSB 2.0/Ethernet。対応OSはWindows XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008/Server 2012、Mac OS X 10.5以降。

(多和田 新也)