Cooler Masterは、日本向けにPCケース2製品を9月14日より発売する。価格はオープンプライス。

HAF XM内部

　「HAF XM」は、ハイエンドフルタワーケース「HAF X」のミドルタワーモデル。店頭予想価格は18,000円前後の見込み。

　名称の「HAF」は、High Air Flowの略で、メッシュ仕様の筐体と最大9つのファンを搭載でき、エアフロー性能を高めている。また、デザインや使い勝手なども継承しているという。独自のリムーバブルHDDケース「X-dock」を備える。

　対応フォームファクタはE-ATX、ATX、microATX。拡張スロットは8+1(縦配置)。ドライブベイは、5インチ×3、3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×7(6つは3.5インチと兼用)。前面インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力を備える。

　本体サイズは252×579×530.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.5kg。

　「CM Storm Stryker」は、白を基調としたゲーマー向けのフルタワーケース。店頭予想価格は21,000円前後の見込み。

　ゲーマー向けに設計している「CM Storm」シリーズに属し、通常よりも高い耐久性などを備えているという。特徴としてHDDベイモジュールが90度回転でき、配線やファンの向きを調節できる。HDDベイモジュールは4台用が2つで計8台に対応する。

　対応フォームファクタは、XL-ATX、ATX、microATX。拡張スロットは9+1(縦配置)。ドライブベイは全段5インチの9基。このうち3段を3.5インチ×4のHDDベイモジュールとして使う。HDD 8台の場合は6段。2.5インチドライブは、スロットインタイプのX-dockと4つのシャドウベイ、HDDベイモジュールを使用。前面インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力を備える。

　本体サイズは250×578.5×605.6mm(同)、重量は約13.7kg。

CM Storm Stryker	HDDベイモジュールは90度回転可能	左側面