富士通株式会社は19日、個人向けノートPC用の「ピークシフト設定」、「パソコン節電設定」ユーティリティを公開した。サポートページからダウンロードできる。

　ピークシフト設定では、昼間の電力需要が高い時間帯をバッテリで動作させ、夜間などの電力需要が少ない時間帯に充電を行なえる。インストール直後の初期状態では、7月1日～9月30日の期間、13時～16時を「バッテリ駆動優先」、10時～17時を「バッテリの充電抑止を有効」となっている。バッテリ駆動優先は、ACアダプタ接続時にもバッテリで動作させる設定、バッテリの充電抑止を有効では、AC動作はするが充電はしない設定。時間はユーザーがカスタマイズできる。

　パソコン節電設定は、今回のピークシフト設定に加えて、プリインストールされている「省電力ユーティリティ」、「バッテリーユーティリティ80%充電機能」、「バッテリーユーティリティ Eco Sleep機能」といった省電力ソフトをまとめてメニューから呼び出せるソフト。呼び出せるソフトは機種によって異なる。

　対象機種は2011年春モデルと夏モデルの一部で、詳細は以下の通り。今後、対象機種が追加された場合には案内するとしている。