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レノボ、140W給電や広色域表示対応の27型WQHD液晶モニター

ThinkVision P27QD-40

 レノボ・ジャパンは3日、27型液晶モニター「ThinkVision P27QD-40」と「ThinkVision T27QD-40」を発売した。価格は前者が7万2,600円、後者が6万500円。

 どちらもWQHD(2,560×1,440ドット)のISPパネルを採用。HDMI 2.1やPCとのUSB Type-C接続に対応するほか、表示モードを切り替えることなく自動でブルーライトとフリッカーを軽減する「Natural Low Blue Light」機能を装備する。

ThinkVision P27QD-40

 DCI-P3 98%の広色域とΔE<2の色精度、10.7億色表示に対応したクリエイティブ向けモニター。最大140WのUSB PD給電も可能。

 主な仕様は、リフレッシュレートが120Hz、応答速度が4ms(Extreme Mode)/6ms(Normal Mode)、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,500:1、視野角が上下/左右各178度。色域はsRGB 99%、DCI-P3 98%、BT.709 99%、色深度は10bit。

 インターフェイスはHDMI 2.1、DisplayPort 1.4 2基、USB Type-C 3.2 Gen 2(映像出力およびUSB PDに対応)、USB Type-C 3.2 Gen 1、USB 3.2 Gen 1 4基、Gigabit Ethernetなど。

 本体サイズは613.4×195×539.1mm、重量は6.8kg。

ThinkVision T27QD-40

 カラー表示にかかわるスペックを抑えた廉価モデルで、ビジネスをはじめ幅広い用途に向けた製品。給電は最大100Wまで。

 主な仕様はP27QD-40とほぼ共通。色域はsRGB 99%、BT.709 99%、色深度は8bit、最大表示色数は1,677万色。