1万円切りのメモリ2GB版のRaspberry Pi 5が発売

　スイッチサイエンスのページにおいて、メインメモリ2GB版の「Raspberry Pi 5」が発売となった。価格は9,790円。

　同社はこれまでメモリ4GB(1万1,550円)と8GB(1万5,290円)の2種類を販売してきたが、もっとも低価格な2GBが登場した格好。CPUにはBroadcom BCM2712を採用し、Raspberry Pi 4と比較してCPU性能が2～3倍向上し、GPU性能も高まっている。

　独自I/Oコントローラ「RP1」を採用し、インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、HDMI×2(4K/60p対応)、4レーンMIPI×2、PCI Express 2.0 x1、GPIO 40ピンなどを備える。

　なお、ACアダプタは5V/5Aを推奨している。5V/3Aでも動作するが、USBポートの給電が600mAに制限される。

【8月21日訂正】記事初出時、5V/5AのACアダプタをスイッチサイエンスが準備中としておりましたが、これは製品ページにおける記載ミスで、現在は販売中です。そのため記事も訂正いたしました。