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Apex Legends世界大会で選手がチートに乗っ取られる事態

 FPSゲーム「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」を用いて実施されている世界大会「Apex Legends Global Series(ALGS)」の試合中、選手のプレイ環境が突如チートによって乗っ取られたと思われる事象が発生した。

 Apex Legends Global Seriesは、Electronic Artsが主催するエーペックスレジェンズ(Apex Legends)の公式世界大会。トラブルが発生したのは北米地域のプロリーグで、試合中に突如一部のプレイヤー環境でチートが有効化され、本来見えない敵が映ったり、あり得ない軌道で弾が飛んでいくといった状況が発生した。

 大会はオンラインで実施されており、自身のプレイ画面を配信していたプレイヤーもいたため、トラブルの一部始終も捉えられている。影響を受けたDarkZero所属Genburten選手の映像では、チートツールのメニューとおぼしき画面が表示されるとともに「ALGSをハッキングした」といった内容のチャットメッセージ表示される様子が、Team SoloMid所属ImperialHal選手の映像では、戦闘中に突如照準の外の敵に弾がヒットする様子が映っている。また、「ハックされた」、「(弾が勝手に当たってしまうので)弾が撃てない」と選手が混乱しながら話す様子も見てとれる。

 ゲームのプロ大会において、プレイヤーがチートツールを持ち込んだ事例は過去にもあるが、正式な声明があるまで推測の域を出ないものの、今回のケースでは犯行声明のようなメッセージや複数の選手の環境で発生したことなどから、悪意ある第三者が何らかの手段で攻撃を行なったという可能性も考えられるだろう。

 この事態を受けて試合は急遽中断。その後運営チームは、本シリーズにおける競技の公平性が損なわれているため、当該の試合を延期すると発表した。詳細については近日中に改めてアナウンスするとしている。