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Anker、1時間かからずフル充電できる1,056Whポータブル電源

宇都宮充

2023年11月2日 06:06

Anker Solix C1000 Portable Power Station

　アンカー・ジャパン株式会社(Anker)は、最短58分でフル充電できる1,056Whのポータブル電源「Anker Solix C1000 Portable Power Station」を発売した。価格は13万9,900円。なお、直販では数量限定で9万9,900円にて販売している。

　独自の急速充電技術「HyperFlash」を採用し、1,056Whの大容量ポータブル電源でありながら、最短58分でフル充電できるのが大きな特徴。充電をし忘れたときでも短い時間ですぐに充電できるほか、突然の豪雨など自然災害で停電の恐れがある場合に、素早く充電して備えるといった使い方もできるとしている。

　大容量バッテリに加え、電子レンジや電気ケトルも動かせる最大1,500Wの定格出力を実現しつつ、一般的な同容量帯の製品と比べて約15%の小型化を実現。バッテリセルにリン酸鉄リチウムイオン電池を使用するほか、各種電子部品の発熱抑制やバッテリマネジメントシステム、高耐久フレームなどにより、長寿命化も図った。

独自の急速充電技術HyperFlashを採用

バッテリセルだけでなく部品も含めて長寿命化

本体カラーはブラックに加えてベージュも用意する

　出力は定格1,500W、瞬間最大2,000Wで、ポートはACコンセント×6(最大1,500W)、USB Type-C×2(最大100W)、USB Type-A×2(最大30W)、シガーソケット(最大12W)を装備。

　本体サイズは約37.6×26.7×20.5cm、重量は約12.9kg。

Anker Solix C800 Portable Power Station

　また、上記機種の中容量モデルに相当する「Anker Solix C800 Portable Power Station」も用意。11月21日発売予定で、価格は9万9,990円。

　最大1,200Wの定格出力が可能で、バッテリ容量は768Whを確保。HyperFlashにより、こちらも最短58分でフル充電できるとしている。本体上部には収納スペースも備え、ケーブルなどをしまえる。

　本体サイズは約37.1×25×20.5cm、重量は約10.5kg。

Anker Solix F3800 Portable Power Station。移動用のハンドルとキャスターも備えている

　そのほかAnker Solixシリーズからは、最大5,000W出力で3,840Whと大容量のポータブル電源「Anker Solix F3800 Portable Power Station」も発表。12月中旬発売予定で、価格は69万9,900円。

　200V対応ACコンセントも備えており、電気自動車の充電も可能。拡張バッテリを接続すれば、最大26,880Whまで容量を拡張できる。こちらもHyperFlashにより、最短2.6時間で80%までの急速充電が行なえる。