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フィールド・レイク、ヘリウム充填でCMR記録採用の東芝製20TB HDD

 株式会社フィールド・レイクは、東芝製のヘリウム充填の20TB内蔵HDD「MN10ACA20T/JP」、「MG10ACA20TE/JP」シリーズを発売した。価格はすべてオープンプライス。

 MN10、MG10シリーズはともにヘリウム充填技術とCMR記録方式を採用し、10枚のプラッタで20TBの容量を実現。FC-MAMR(磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録方式)によりCMRでの記録密度向上を図った。2製品ともに高速なリード/ライト性能を実現し、24時間/365日の長時間連続使用を想定している。

 フィールド・レイク扱いの「/JP」シリーズは、国内サポートとメーカーが本来定める保証期間の対応を明確にし、購入先によって異なる保証期間の違いの問題を解消。故障時は同時交換サポートに対応しており、代替品を事前発送し、配達と同時に故障品を引き取ることで、パリティ/スペアドライブがない時間を最小限に抑える。

 共通の主な仕様は、回転数が7,200rpm、バッファサイズが512MB、データ転送速度が268MB/s、インターフェイスがSATA 6Gbps、フォームファクタは3.5インチ。

 そのほか、MNシリーズは3年保証で、MTTFは120万時間、ワークロードは年間180TBW。MGシリーズは5年保証で、MTTFは250万時間、ワークロードは年間550TBW。