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PCに接続したUSB機器の抜き差しをエミュレーションするアダプタ

USB-Serial troubleshooter

 センチュリー株式会社は、USB機器の抜き差しをソフトウェア上から制御してエミュレーションするデバイス「USB-Serial troubleshooter」(型番:CT-3USB1HUB)を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は4,480円前後の見込み。

 「接続されたUSB機器が突然認識されなくなったが、コネクタの抜き差しで直る」という現象が発生するユーザーの声のもと開発された製品。本製品をデバイスとPCの間に挟んで接続すれば、ソフトウェアによるコマンド発行のみでUSB機器の抜き差しをエミュレーションでき、物理的な抜き差しは不要。

 制御はUSBシリアルで行ない、OSからもUSBシリアルデバイスとして認識されるため、USBシリアルデバイスとして認識されるPCで利用できる(設定は一般的なターミナルソフトから行なう)。バスパワー出力不足によって動作しない、もしくは動作不安定な場合はMicro USBケーブルで給電できる。

 対応USBは1.1、2.0、3.0で、本体消費電流は5V/60mA。本体サイズは10×22×655.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12g。