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NVIDIA、ローエンドGPU「GeForce GTX 1630」発表

 米NVIDIAは29日、ローエンド向けGPU「GeForce GTX 1630」を発表した。搭載ビデオカードの価格は未発表。

 Turing世代のTU117-150コアを搭載したモデルで、NVIDIA製ビデオカードとしては最も下位に属する。下2桁が30番台の製品は2017年発売の「GeForce GT 1030」以来。

 CUDAコア数は512基、ベースクロックは1,740MHz、ブーストクロックは1,785MHz。メモリはGDDR6、バス幅は64bit、容量は4GB、速度は12Gbps相当、バンド幅は96GB/s。消費電力は75W。

 搭載カードについては、現在のところColorful、Palit、ZOTACなどが製品を発表している。このうちPalitは通常モデルに加え、OCモデル「GeForce GTX 1630 Dual OC」の製品ページを公開しており、こちらはブーストクロックが1,815MHzとなっている。300W以上の電源を推奨しているメーカーが多いようだ。

搭載ビデオカードの1つ「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1630」
現行GTX 16シリーズの仕様比較