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Xiaomi、8.01型の折りたたみAMOLEDを搭載した「MIX FOLD」

MIX FOLD

 中国Xiaomiは30日(現地時間)、新製品発表会を開催し、折りたためる8.01型AMOLEDを搭載したフラグシップスマートフォン「MIX FOLD」を発表した。

 中国での価格は、メモリ12GB+ストレージ256GBモデルが9,999人民元(約16万8,000円)、12GB+512GBモデルが10,999人民元(約18万5,000円)。特別なセラミック筐体モデルも用意され、16GB+512GB構成のみで12,999人民元(約22万円)。

 半分に折りたためる、2,480×1,860ドット表示対応(アスペクト比4:3)の8.01型AMOLEDを搭載。広げたときのサイズはiPad miniを上回る。また、DCI-P3広色域対応、10.7億色表示、HDR10+対応、600cd/平方m、コントラスト比430万:1、Dolby Vision対応といったハイスペックとなっている。

 広げたさいに3本指で横にスライドすると「PCモード」となり、タスクバーやスタートメニュー、ウィンドウによるマルチタスクといったPCのような使い勝手となる。また、左右分割で2つのアプリの同時操作なども可能としている。折りたたみは100万回の耐久テストをクリアしており、強度1,800N/平方mmの高強度ステンレスで強化している。

8.01型ディスプレイで「原神」をプレイ。圧倒的な没入感だ
ディスプレイのスペック
PCモードで、スタートメニューといったおなじみのデスクトップ操作で、ウィンドウでアプリが利用できる
左右で別々のアプリを表示し、ドラッグ&ドロップですぐに使える
100万回の折りたたみに対応
高強度なステンレス鋼を採用

 カメラは1億800万画素メイン、1,300万画素広角、および3倍相当の光学レンズを備えた800万画素望遠の3カメラ構成。このうち望遠カメラは業界ではじめて液状レンズを採用し、マクロレンズとしても使える。

 今回カメラには、Xiaomiが独自に開発したISPと演算方法を取り入れた「澎湃C1」を搭載。業界最高精度を謳うオートフォーカス、オートホワイトバランス、自動露出を実現したとしている。

液状のレンズを業界ではじめて採用
オリジナルISPの「澎湃C1」

 折りたたんださいに使える2,520×840ドット/90Hz表示対応の6.52型AMOLEDを搭載するほか、5,000mAhのバッテリを搭載。67Wの急速充電をサポートする。SoCはSnapdragon 888、メモリはLPDDR5、ストレージはUFS 3.1。

6.52型のディスプレイも搭載し、折りたたんだ状態でも使える
67Wの急速充電に対応
内部空間を最大限に使った放熱機構