GeForce RTX 30シリーズで「Resizable BAR」対応開始

　デスクトップ向けGeForce RTX 30シリーズ(ノート向けも同様)において、PCI Expressの「Resizable BAR」のサポートが3月末より開始する。

　Resizable BARはPCI Expressのオプション機能となっており、これを使用すればCPUからGPUのVRAMに対し、アセットの要求に応じてテクスチャやシェーダー、ジオメトリを完全かつ効率的に転送できるようになる。また、複数の要求があったさいにも、キューイングではなく同時転送が可能。

　ラップトップ向けではすでにサポートが開始されているが、2月末に発売したGeForce RTX 3060を皮切りに、そのほかのデスクトップGPUについても3月末より順次対応をはじめる。なお、利用には対応CPU、マザーボード(と対応BIOS)、ビデオカードのVBIOS更新が必要になる。

　AMD CPUはZen 3世代(Ryzen 3/5/7の5000番台)が対応する。マザーボード400/500シリーズとなっている。

　Intelは第10世代CoreとZ490/H470/B460/H410チップセットの組み合わせ、もしくは第11世代Core向けの全チップセットで利用可能。