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Qualcomm、エントリー向けの5G対応SoC「Snapdragon 480」

Snapdragon 480 5G Mobile Platform

 米Qualcommは4日(現地時間)、エントリー向けの4シリーズで初となる5G対応チップセット「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」を発表した。

 グローバルの5G商用化を加速するためとして位置づけられており、「X51 5G Modem-RF System」を搭載。ミリ波帯/サブ6、SA/NSA/TDD/FDD/DSSなどをサポートし、5G時の下り速度は最大2.5Gbpsに達する。「FastConnect 6200」も統合しており、Wi-Fi 6やBluetooth 5.1もサポートする。

 製造プロセスは8nm。CPUコアは、これまでミドルレンジの「Snapdragon 675」に採用されていたKryo 460を採用し、最大周波数は2GHz。GPUはAdreno 619という、2020年9月に発表したアッパーミドル向けの「Snapdragon 750G」に搭載されたものと同じ型番になっている。

 このほか、DSPとしてHexagon 686、ISPとしてSpectra 345を搭載。対応するカメラセンサーは最大で1基で6,400万画素、あるいは3基までの1,300万画素で、1080p/60fpsまたは720p/120fpsの動画撮影をサポートする。