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14日発生のGoogle大規模障害。要因は認証管理システムの容量不足

 米Googleは14日(米国時間)、Google Cloud PlatformおよびGoogle Workspaceにおいて同日発生した大規模障害について、レポートを公開した。

 レポートによれば、同社の自動クォータ管理システムの問題に起因して、中央認証管理システム(Central Identity Management System)の容量が減少。これにより、ユーザーリクエストの認証状態が確認できず、エラーを返していたという。障害は、同日3時45分~4時35分(日本時間で20時45分~21時35分)の期間で発生していたとされる。

 影響範囲は、Google Cloud Platform(Cloud Console、Cloud Storageなど)およびGoogle Workspace(Gmail、Calendar、Drive、Meetなど)における、認証が必要な各種サービスだったとしている。