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二段階認証用に入力したメアドや電話番号がターゲット広告に使われる。Twitterが公式謝罪

 Twitterは9日、二段階認証用にユーザーが登録したメールアドレスや電話番号が、テイラードオーディエンスやパートナーオーディエンスのシステムにおいて、意図せず広告目的に使われた可能性があったとし、公式で謝罪した。

 テイラードオーディエンスは、広告主が収集したメールアドレスや電話番号を、独自のマーケティングリストに基づいて、特定のユーザー層へターゲティング広告を配信する業界標準の機能の一種。広告主がマーケティングリストをアップロードしたさいに、Twitterで入力したメアドや電話番号とマッチングを行なった可能性があったという。

 一方、パートナーオーディエンスとは、広告主がテイラードオーディエンス機能を使用し、サードパーティパートナーが提供したオーディエンスへ、ターゲティング広告を配信することで、ここでも同様にメアドおよび電話番号が使われた可能性がある。

 Twitterは今後同様のことが起きないよう尽力していくとしている。